定期預金をするメリットとは

これだけは知っておきたい定期貯金

新しいタイプの定期性預金


定期性預金は、預金契約中に払い戻しできない預金のことで、定期預金や積立預金、定期積金といったものにあたります。
金融機関によっては、スーパー定期といったさらに利率を大きく上げた預金をキャンペーンとして行っている場合もあります。
そのスーパー定期をさらに進化させた新しい預金商品として、利息を毎月、隔月といった期間毎に受け取ることができる利息分配受取型の定期預金が出てきています。これを利用すると、10年定期にしておいても、金利だけは先に受け取れるということで、使用するほかにも、預金に回したり投資につぎ込んだり、様々な用途に生かしていくことができます。

他には、一定期間後に部分解約が可能な定期預金があります。定期にはしてみたが、その後に使用する必要が出てきたため、解約したいといった場合に通常の定期ではすべてを解約せざるを得ませんが、部分解約を利用すると、必要な引出し金以外はそのまま定期として残すことができます。部分解約は、解約後の残高に制限を設けている場合がありますので、注意が必要です。
そのほかにも据置型定期預金があり、それは、半年間の据置期間経過後、引出しが最長5年までの間、手数料なしで自由にできます。預入期間に応じて金利が変わってきます。


積立定期預金


お金を上手に貯めていくには手元に必要以上の現金を持たないことが大事ですが、ただ銀行などに預けておくだけではお金は思うように増えてはいきません。特に普通預金ではいくらお金を預けていてもほとんど利息はつきませんし、また簡単にお金を降ろしてしまえることから、つい預金を引き出してしまいがちです。
簡単にお金を引き出してしまえないようにするには定期預金にしてしまうのがいいのですが、定期預金をするたびに銀行に足を運んで手続きをするのも大変なことです。そこでお勧めなのが積立定期預金です。
pet01_m

積立の定期は通常の定期預金とほとんど商品内容は同じですが、毎月決まった日に自動的に普通預金の口座から引き落としてくれるという点がメリットです。積立を始めるにあたっては手続きが必要となってきますが、一度手続きをしてしまえば後は毎月自動的に積立が開始されるので、普段銀行に足を運ぶ暇のない人でも簡単に資産を作っていくことができます。
積立の定期では予定されている日に普通預金口座に残高がないと引き落としされませんが、給料日に積立の引き落としがされるようにしておくと無理なく積立をし続けていくことができます。積立の定期は、普段から計画的にお金を貯めていくのが苦手な人でも簡単にお金を貯めていくことができる方法なのです。


大口定期預金


大口定期預金はまとまった資金を預けて運用する自由金利型定期預金です。預入金額は1000万円以上からで1円単位となっています。預入の方法は一括で預け入れとなります。金利は固定金利ですので満期日の利率ではなく預入時の利率が適用されます。この定期預金の利率のポイントは提示されている金利を交渉次第で上乗せできることです。店頭に表示されているものは最低金利のものです。運用方法は金利が低い時や上昇しているときは預け入れ期間を短めにします。

金利が高値の時やこれから下降すると考えられるときは預け入れ期間を長くします。こうすることで高い利回りで運用できます。ただし、中途解約する場合は中途解約利率が適用されます。運用している金融機関は銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などです。預け入れ期間は金融機関により異なります。だいたい1カ月~10年以内になります。利息の支払いは運用期間が2年未満であれば満期時に一括で支払われます。運用期間が2年以上であれば1年ごとの応答する日に支払われます。税金は20%源泉分離課税となります。1,000万円までの預金保険制度の対象となっています。総合口座とセットにすると自動借り入れもできるようになります。


定期預金にも様々な種類がある


定期預金には様々な種類があるので、特性をよく知ってその預金をするときに最も有利な定期預金を選ぶことが大事です。また特徴をよく知っておくことが資産形成には重要になってきます。スーパー定期預金には満期があって、銀行や信用金庫や信用組合などの最も一般的な金融商品です。期間は1ヶ月から最長で10年までありその期間の引き出しは原則的には禁止になりますが、その分普通預金より有利な金利が設定されていて最も馴染みがある金融商品といえます。

期日指定定期預金はお金を預けてから1年間経過すれば、いつでも引き出すことが出来る自由度の高い定期預金です。1年間を経過した時に満期日を任意で決定すれば、その金利が満期日まで継続されます。期日指定定期預金は最長で3年です。また利息は1年複利のために長く預けるほど有利という特徴があります。変動金利定期預金は文字通り金利が変動する定期預金です。金利が上昇傾向にある場合は固定金利の金融商品より有利になるという特徴がありますが、逆の場合は不利になってしまいます。金利の見直しは6ヶ月が多く、預入期間も金融機関で違いがあります。預入する際の経済情勢でどの金融商品を選ぶか決めることが重要です。


期間延長特約付き定期預金


最近は預金製品がたくさんでているので、どれにしたらいいかすごく迷います。
あまり預金製品の知識がない人にとっては、営業担当の人の説明を聞いてもよくわからず、自分には向いていないタイプの預金製品と契約してしまって、あとから後悔することもよくあるので、ある程度の知識は身につけておきたいものです。
説明を受けていてわからなかったら、どんな些細なことでも、恥ずかしがらずにどんどん質問をした方がいいでしょう。
最近では新しいタイプの定期性預金として、スーパー定期の商品性に、さまざまな機能やサービスをつけた預金商品が多く登場しています。

pet05_m

その中でも期間延長特約付き定期預金が注目されています。
この預金はいわゆる仕組み預金の一種で、特別の仕組みをデリバティブを利用して作っている金融商品です。
特徴としては一般の定期預金より高めの利率で、預入期間が3年~10年くらいの間で設定されています。
一般の定期預金と大きく異なる点は、期間の終わり近くなると銀行の判断で期間延長されることもあるという点です。
期間延長されたら、預金の引き出しはその延長期間の最後になってしまいます。
原則として中途解約ができないので、5年後にお金が必要などという利用時が決まっている人にはむかない定期預金です。


懸賞金・懸賞賞品付き定期預金


長く続く利息の金利の低迷やNISAなどが始まったことで、資金を定期預金に預ける選択をする人が減っています。
各金融機関でもボーナス支給を見越し、夏冬に定期預金のキャンペーンを展開しています。
このキャンペーンでは金利が少し高めに設定されていたり、各金融機関各々で粗品を用意したりと預金者を募っています。

pet06_l

そして、最近「定期預金懸賞金・懸賞賞品付き定期預金」というものに人気が集まっています。
これは、定期預金の預金額に応じて応募口数を与えられ、一定期間後に抽選会を行い、当選した人には賞金や懸賞商品が贈られるというものです。
当選商品は実に豪華なものが多く、人気家電やグルメなど多岐にわたります。
定期預金の利息とは比較にならないような高額商品も当選することがありますので、当選を夢見てこちらの定期預金に預金する人が多いのです。
また、粗品を渡すという従来の定期預金ではキャンペーン終了後に解約するというケースもありますが、この新しいタイプの定期預金であれば、抽選会を行うまで定期を解約する人をおさえられるというメリットもあるため、金融機関としても安定した資金となるというメリットがあります。
手元に眠っている資金がある人は、ぜひ新たなタイプの定期預金を利用してみてはいかがでしょうか。


年金受給者向けの金利優遇サービス付き定期預金


預金商品は各金融機関によって、様々なサービスが出揃っており、かつ充実してきています。特に、年金受給者をターゲットにした優遇サービス付きの定期預金などが多くあります。退職金からまとまったお金を預けると、金利が優遇される定期預金もありますし、公的年金受取口座にその金融機関に指定すれば、定期預金の金利が上乗せされるタイプもあります。年金受給者向けの金利優遇サービス付き定期預金のようなサービスは、店頭に表示された金利に、サービス金利を上乗せしています。

その対象者となるのは、国民年金、厚生年金、共済年金などの年金受給者のなかで、そのサービスを行っている金融機関で年金の振込手続きを行った受給者です。優遇措置により上乗せされる利率は、金融機関によって差がありますが、一般的には0.1%から0.2%ぐらいです。多いところでは0.5%といったところもあります。その取り扱いの期間は限定されることが多く、期間は1年以内です。ですが元金継続できるタイプもあります。その上限金額に関しては、100万円から200万円以内から、中には1,000万円くらいまで可能としている金融機関もあります。預入先に関しては、基本的には年金の受取口座のある1店舗になります。


部分解約可能型定期預金


定期預金は普通預金よりも利率が良いことが最大のセールスポイントですが、
その代償として、定期預金の場合、満期がくるか解約しないと運用資金を引き出すことが出来ないため、
緊急の場合などでは、使いづらいと考える人も多いのも事実です。
そこで、定期預金の高い利率のまま、いざというときに一部だけ資金を引き出すことができたら、
という要望に応じて開発された、新しいタイプの定期性預金が、部分解約可能型定期預金です。

pet03_m
ただし、この定期預金も、すぐに部分解約ができるわけではなく、通常、6ヶ月か1年という一定の据置期間を設けており、
その据置期間が過ぎると、一部資金を引き出せるようになります。
もし、据置期間中に解約した場合は通常、全額解約となり、解約までの期間の解約利率が使用されます。
部分解約に対しては途中解約利率が当て嵌められるため、
引き出した一部資金に対する利率は残った資金に対する利率よりも下回りますが、
通常の定期預金の場合と違い解約という事ではないので、残った資金については、預け入れ時の利率が最後まで継続されます。
しかし、一部解約した後の残った資金が10万円以下の時には、一部解約することができないケースもあります。